シロアリの種類と生態

シロアリの種類と生態Type & Ecology

シロアリの種類と生態

ヤマトシロアリ兵アリ 3.5〜6.0mm

ヤマトシロアリは特別に加工した塊状の巣はつくらず、加害箇所が巣をかねており、適当な生活場所と餌を求めて集団で移動する習性があります。 とくに湿潤なところを好みますので、湿った木材や土中で生活していることが多く、主に建物下部を加害します。被害は腐朽と同時に起こることが多く、食痕は 多湿で汚ないです。

イエシロアリ兵アリ 4.5〜6.5mm

イエシロアリは建物や土中に塊状の大きな巣をつくり、普通 数十万匹、大きいものでは100万匹にも達します。加害速度も速く、被害は激烈です。建物の乾燥した木材でも水を運んできて湿しながら加害しますので、被害は建物全体に及びます。食痕は乾燥しており、きれいです。


シロアリは名前や姿かたち、生活様式などがアリに似ていますが、実はまったく違った種類の昆虫です。アリはすでに孔(あな)の空いた木材を嚙り、巣にすることはあっても、健康な木材は嚙りません。一方シロアリは健康な木材まで嚙り、木材の主な成分であるセルローズを分解し栄養にし生きています。

羽アリについて

羽アリはお家にいるシロアリの3%に過ぎない!?

シロアリも普通の黒アリも、ある程度成熟した巣では「女王アリ」が年に一度「羽アリ」となる卵を産みます。その卵が孵化して、羽アリとなり、新しい巣を築くため巣から飛び立っていきます。
羽アリになる資格をもったアリはその巣にいるシロアリの僅か3%です。

ヤマトシロアリとイエシロアリの分布図

ヤマトシロアリとイエシロアリの分布図

ヤマトシロアリとイエシロアリの分布表